理系の共通テスト国語は何割必要?苦手でも5割を目指す解く順番と時間配分

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「理系だけど国語が本当に苦手。共通テストの国語って、何割取ればいいんだろう……」

僕も同じでした。国語はどう伸ばせばいいのか分からない教科だったので、最初から目標を5割にして、そのぶんを数学・物理・化学で取りにいく作戦にしました。本番の国語は5割で、国立大学の理系学部に合格しています。

※配点全体の考え方は、こちらの記事で詳しく書いています。
→ 国語5割でも国立大理系に余裕で届いた、理系の共通テスト配点戦略

この記事では、国語にしぼって、

  • 理系は国語で何割取ればいいのか(自分で出す方法)
  • 苦手でも5割を崩さないための、解く順番と時間配分
  • 11月〜1月に、最低限やること

をまとめます。

理系の共通テスト国語は何割必要?答えは「志望校の配点」で決まる

理系の共通テスト国語で何割必要かは、人によって違います。決めるのは、志望校の配点です。

確認するのは、次の3つです。

  1. 共通テストの国語が、何点満点に換算されるか(200点のままか、圧縮されるか)
  2. 共通テストと二次試験の配点の比率
  3. 二次試験に国語があるか(理系はないことが多い)

大学によっては、共通テストの国語の配点を小さく換算するところもあります。その場合、国語で1割上げるより、数学や理科で1割上げるほうが、合計点への効き目が大きいことがあります。

計算の例(架空の大学)

たとえば、こんな配点の大学があったとします(説明のための架空の例です)。

教科共通テストの満点大学での換算
国語200点100点
数学200点200点
理科200点200点

この場合、国語で素点を20点上げても、換算後は10点しか増えません。一方、数学で20点上げれば、そのまま20点増えます。

自分の志望校でこの計算をしてみると、国語にどれだけ時間を使うべきかが見えてきます。 募集要項の「配点」のページを見ながら、一度やってみてください。教科全体の配点の考え方は、上の配点戦略の記事で詳しく書いています。

【体験談】僕が国語の目標を5割にした理由

僕の場合、国語は「どう伸ばせばいいのか分からない」教科でした。英語も苦手でしたが、英語は単語や過去問で伸ばし方が見えていたのに対して、国語は勉強した分だけ点が上がる実感がありませんでした。

そこで、国語の目標は最初から5割にしました。本番の国語は、目標どおりの5割でした(ほかの教科を含めた得点は、配点戦略の記事に書いています)。

国語の中で意識していたこと

  • 漢文は、句法と重要単語をしっかり勉強した
    漢文は漢字から意味がある程度読み取れるので、句法と単語を覚えれば点になりやすいと感じていました
  • 古文は苦手だったので、深追いしなかった
  • 古文と漢文はできるだけ短い時間で解き切り、評論と小説に時間を残した

今の共通テスト国語の形を確認しよう

共通テストの国語は、2025年から形が変わりました。現在は、試験時間90分・200点満点で、大問5つすべてに答える形です。

  • 近代以降の文章:3問(合計110点)。評論のような文章、小説のような文章、資料や図表を含む実用的な文章など
  • 古文:1問(45点)
  • 漢文:1問(45点)

どんな文章がどの順番で出るかは、年度によって変わることがあります。僕が受験したときとは、試験時間や大問の数も違います。なので、ここから先の時間配分は、僕の経験をもとに、今の形式に合わせて考えた一例です。最新の形式や配点は、必ず大学入試センターの公表している情報で確認してください。

苦手でも5割を目指す「解く順番」と「時間配分」(例)

国語が苦手な理系がやりがちなのが、「最初の文章で時間を使いすぎて、最後まで解き切れない」ことです。

僕の場合は、自分にとって点を取りやすいところから、時間を決めて解くようにしていました。どこが取りやすいかは人によって違うので、下はあくまで一例です。

解く順番の例

  1. 漢文:句法と単語を覚えていれば、短い時間で点になりやすい(僕はここを得点源にしていました)
  2. 古文:分からない文があっても、時間を決めて次に進む
  3. 近代以降の文章(資料や図表を含む実用的な文章):落ち着いて読み取れば点になりやすい人も多い
  4. 近代以降の文章(評論など)
  5. 近代以降の文章(小説など)

時間配分の例(90分)

大問時間の目安
漢文15分
古文18分
近代以降の文章(実用的な文章)15分
近代以降の文章(評論など)20分
近代以降の文章(小説など)17分
見直し5分

大事なのは、この時間をそのまま使うことではなく、過去問や予想問題を解きながら、自分に合う順番と時間に調整しておくことです。本番で迷わないことが、5割を目指すうえでの大きな対策になります。

11月〜1月に、理系が国語で最低限やること

国語にどれだけ時間を使うかは、志望校の配点や得意・不得意によって変わります。僕のように国語を「失点を抑える教科」にするなら、次の3つを優先するのがおすすめです。

  1. 漢文の句法と重要単語
    薄い参考書を1冊決めて、くり返す。僕にとっては、国語の中で一番点につながりやすいところでした
  2. 古文単語と助動詞
    全部を完璧にしなくていいので、よく出る単語と助動詞の意味だけは押さえる
  3. 時間を計って過去問・予想問題を解く
    今の形式(90分・実用的な文章を含む)に慣れて、自分の解く順番と時間配分を決める

やってはいけないこと

国語に時間をかけすぎて、理系科目が崩れる

苦手な教科ほど不安になって、時間をかけたくなります。でも、理系科目の点が下がってしまっては意味がありません。志望校の配点を見て、国語にかける時間の上限を決めておきましょう。

本番で1つの大問に時間を使いすぎる

分からない問題にこだわると、あとの大問で取れるはずの点を落とします。時間が来たら、印をつけて次に進むと決めておきましょう。

まとめ

  • 理系の共通テスト国語で何割必要かは、志望校の配点で決まる。まず自分で計算してみる
  • 苦手なら、自分にとって取りやすいところから、時間を決めて解く(例:漢文 → 古文 → 近代以降の文章)
  • 直前期は、漢文の句法・古文単語と助動詞・時間を計った演習を優先する

僕自身、国語は5割でしたが、国立大学の理系学部に合格できました。国語が苦手でも、志望校の配点を確認したうえで、得意な教科で勝負する作戦は十分に考えられます。

※この記事は、僕自身の受験経験にもとづく内容です。志望校の配点や出題範囲、共通テストの形式は、必ず大学の募集要項や大学入試センターの情報で確認してください。

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